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ブラックバードミュージック

Author:ブラックバードミュージック
ブラックバードミュージックは、等身大のアイルランド音楽の魅力を本国直送で日本へ紹介することを目的としたプロジェクトです。
名古屋のフィドル奏者小松 大と、在アイルランドの望月えりかが共同で運営しています。

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Feakle Irish Music Camp 2018に参加しよう!

2018.01.12 22:25|Feakle Irish Music Camp
2018年が明けました、アイルランド音楽仲間の皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
過去にブラックバードミュージックが主催したワークショップやミュージックキャンプに参加された皆さんには既にEメールにてご連絡させていただきましたが、今年5月1日(火)~5日(土)に開催予定のフィークルキャンプにぜひご参加いただきたく、こちらでもご案内をさせてください!
キャンプの詳細はブラックバードミュージックのウェブサイトに掲載されています。
こちら→Feakle Camp 2018

フィークルキャンプ2018フライヤー表

「このチラシ、持ってる!」という皆さんも多くいらっしゃるかもしれません。ありがとうございます!
「欲しい!」という方は画像をクリックしていただくとPDFのデータが開きますので、印刷用にご利用ください。

フィークルキャンプ2018フライヤー裏

想像以上の「ワクワク」が、待っている。

はい、待っています。
フィークルキャンプでは、個人旅行では得られない充実したアイルランド音楽の学びの場をご提供しています。
一度参加されたことのある皆さんもまだ未体験の皆さんも、毎年想像以上の多くの収穫を得て、これを大切に日本に持ち帰っています。音楽は、上達すればするほど楽しい。知れば知るほど、楽しいものです。

そんな言葉では語りつくせないほどの感動が、参加者さんから多数届いています。
こちら→Feakle Irish Music Camp 参加者の声

「腑に落ちる体験」 「かけがえのない時間、幸せな学び」 「観光客としてではない旅」 「始めて間もない時期に参加してよかった!」 「実際に肌で感じることが大切」 「2回目の参加、単なる繰り返しではなかった」 「切り取られた音楽ではないアイリッシュミュージック」 「混じり気のない体験」 「人、音楽、自然を感じることのできるキャンプ」 「盛りだくさんのプログラム」 「手作りの温かいキャンプ」 ・・・・・

他にも皆さんから熱いフィードバックを毎年いただいている、フィークルキャンプです。

DSCF8522.jpg

開催時期:2018年5月1日(火)~5月5日(土)
※初日の火曜日は夕方よりオープニングが開かれます。19:00までにご到着ください。また、最終日の土曜日は午前中に最後のワークショップが行われます(正午解散予定)。

開催場所:クレア州フィークル村(アイルランド)
参加費:48,000円 ※宿泊費、食事代は含まれませんのでご了承ください。(1日目&3日目の夕食は含む)
参加対象:フィドル/フルート/コンサーティーナのいずれかでアイルランド音楽を学ばれている方。経験年数は問いません。
※上記の楽器以外でもご参加が可能です。その場合、3つの楽器別ワークショップ中は聴講という形で自由にご受講いただけます。
お申し込み方法:①お名前 ②参加楽器の2点をご明記のうえ、下記のアドレスにEメ ールにてお申し込みください。参加費のお支払いをもってキャンプの正式なお申し込みとさせていただきます。
※ユーロでのお支払いをご希望の方はご相談ください。
※最少催行人数:10名
お申し込み先:info@bbird-music.com(ブラックバードミュージック 望月)

***宿泊&交通手段もおまかせ!***
フィークル村の中央に位置するロックナーンズ(男女別相部屋 1泊/20-25ユーロほど)&クレア州の州都エニス⇔フィークル間のローカルバスの予約代行(無料)を承ります。各空港からのルート等もご相談いただけます。

お問い合わせ:ブラックバードミュージック
info@bbird-music.com (望月)
電話 090-1834-6007(小松/日本) 087-214-2750(望月/アイルランド)

DSCF8393.jpg

こんな音楽家たちに出会えます!
過去のワークショップ講師陣
フィドル:Claire Egan / Pat O’Connor / Eileen O’Brien / Breda Keville
コンサーティーナ:Mary MacNamara / Claire Keville / Kate McNamara / Terry Bingham
フルート:Christy Barry / Jennifer Lenihan / John Kelly / Paul Smyth / Leon Agnew
コンサート
Vincent Griffin / Helen Hayes / Paula Carroll / Amy & Gearoid McNamara 他
パブセッションホスト
Andrew MacNamara / Brendan Hearty / John Canny / Mark Donnellan / Eoghan O'Sullivan 他

フィークルキャンプのプロモーションビデオはこちらです。
Feakle Irish Music Campに参加しよう!


Feakle Irish Music Camp セットダンス編


Feakle Irish Music Camp セッション編


お申し込み、お問い合わせは随時受け付けております。
初めての方で参加を迷われておられる方、ぜひお気軽にご相談ください。各空港からの交通手段、村での宿の予約等サポートしております。

フェイスブックのページはこちらです→ブラックバードミュージックのFB
フィークルキャンプのイベントページ→Feakle Irish Music Camp 2018
フェイスブックに登録をされていない皆さんにも閲覧していただけます。過去のキャンプの写真やビデオなどもこちらに多数アップロードしております。

Come West Along the Road!! 皆さまのご参加を、心よりお待ちしております!

ブラックバードミュージックがプロデュースするフィークルキャンプ!
アイルランドの小さな村で仲間と学ぶ少人数制のアイリッシュミュージックキャンプです。
詳細はこちら→
フィークルキャンプ2018
フィークルキャンプ2018フライヤー表

望月えりか Erika Moc O'C@Twitter
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テーマ:アイルランド音楽
ジャンル:音楽

人気の作曲家いろいろ 後編

2017.12.20 21:37|アイルランド音楽の曲
「人気の作曲家いろいろ 前編」に続く記事です。

前半でご紹介した3名の作曲家に続きまして、本日も新たな3名を簡単にご紹介します。
アイルランド音楽には思った以上に新しい曲、作曲した人物が誰であるかが分かっている曲、また近代に入って作られた曲、が古い伝統曲と自然に混ざる形で存在しています。この特集で取り上げた計6名が最も人気でそのほかは知られていないということではまったくなく、曲によっては例えば「○○が作った唯一の曲だ」という事実が知られないまま全国をトラベルしているものもあるようです。
また、アイルランド国内に限らずイングランドやアメリカにもアイルランド音楽のための曲を作った人物が何人もおられることも記しておきたいと思います。

さて、本日の筆頭者はSean Ryan(ショーン・ライアン)です。
コンポーザーとしてだけでなく、アイルランド音楽の歴史に残る偉大なフィドル奏者でもあるショーンは、ティペラリーの出身で「前編」で取り上げたパディー・オブライエンとは親縁にあたります。
ショーン・ライアン
[フィドル奏者であればぜひ持っていたい2枚組の名盤]


「The Dash to Portobello」

ショーン・ライアンはフィドル奏者でしたので、彼の作った曲はとりわけフィドル向けのチューンとして認識される場合が多いようです。これは多くの作曲家に言える現象かもしれません。
もちろん、そのほかの楽器で演奏してはいけないとかできないということではありません。
もう一つ例を挙げると、フルート奏者の人物が作った曲はやはりフルートで吹きやすい音並びであったり、フルートで演奏されると最も映える曲であったりします。

2014年に亡くなったコークのFinbarr Dwyerは、エキセントリックなキャラクターで生前から生きる伝説と呼ばれていました。彼が作った数々のいわゆるフィンバーチューンも、匂いの濃い独特なものが多く夢中になるミュージシャンたちが多いようです。
finbarr dwyer
[見事なアコーディオン奏者としても知られた故Finbarr Dwyer]



フィンバーの兄弟、ジョン、マイケル、リッチーもまたいい曲を作っていますので、まさにコンポーザーの一家と言えるでしょう。

リートリム州のフィドル奏者Charlie Lennon(チャーリー・レノン)もまた自身の曲集が出版されるほどの大物コンポーザーです。
Charlie Lennon

下の動画でこれまた大物ミュージシャンたちが演奏しているのも、チャーリー・レノン作のジグ2曲です。聞き覚えのある方も多い曲ではないでしょうか。



甥でフィドル奏者のモーリス・レノン(Maurice Lennon)もまた優れた曲を作っています。

ほかにもLarry Redican、Junior Crehan、Vincent Broderick、Tommy Peoples、Paddy Kelly・・・あの人の名前も、この人も・・と名を挙げはじめたらきりがありません。
また、前述のようにコンポーザーとしてはあまり知られていない音楽家たちが作った無数の曲があちらこちらに点在し、普段のパブセッションなどで演奏されています。

新しい曲は作曲家が分かっているので、著作権が存在するケースが多いです。
レコーディングをして商品として世に出される場合は、収録曲にこのような曲がないかどうか注意して確認するのがよろしいかもしれません。

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テーマ:アイルランド音楽
ジャンル:音楽

人気の作曲家いろいろ 前編

2017.12.06 13:32|アイルランド音楽の曲
近年作られた新しい曲の中には、メロディーを聞いただけで誰が作った曲なのか分かる場合がよくあります。また、作曲者がピンポイントで分からない時でも、「比較的新しい時代に作られた曲だな、少なくとも古い曲ではないな」ということが分かる場合も多いようです。

本日は「人気の作曲家いろいろ 前編」と題して、比較的近代に出てきた作曲家として知られる人物を3名ほど簡単にご紹介したいと思います。

アイルランド音楽における作曲家を語る際、特徴的なのは彼らのほとんどが演奏家であるということです。それも作曲家としてと同様に演奏家としても広く名の知れた人物であること。ではさっそく見ていきましょう。

近代の作曲家で誰が一番人気であるかは判断が難しいですが、この方の名を真っ先に挙げるミュージシャンは多いのではないでしょうか。
Paddy Fahey(Fahyと綴られることもあるようですが、ご本人に近い皆さんはeを入れておられるようです)。
Paddy Fahey

今年101歳を迎えたパディー・ファヒー氏は東ゴールウェイが生んだフィドルの巨匠です。
数々の曲を作っており、多くのミュージシャンたちによってこよなく愛されレコーディングされている、大変影響力のある作曲家です。曲にタイトルをつけないことで有名で、すべて「Paddy Fahey's」と呼ばれるため時には曲探しに困難を極めますが、どの曲も「ファヒーチューンだな」と一発で分かってしまう、ユニークな作風のコンポーザーです。


[ゴールウェイのフィドル奏者Martin ByrnesによるPaddy Fahey's Jig]

コンポーザーといえば、ティペラリーが誇るアコーディオン奏者、故Paddy O’Brien(パディー・オブライエン)が残した曲にも根強い人気があります。
パディー・オブライエン

オブライエンチューンもまた、「らしさ」が聞き取れる曲群です。「Larkin's Beehive」、「Dinny O'Brien's」などがよく知られているのでしょうか。


[Danny O'Mahony & Mícheál Ó Raghallaighによる"Larkin's Beehive"]

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[Paddyの娘Eileen O'Brienが出したPaddy O'Brienの曲集。本の詳細はこちらへ

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[フィークルキャンプのフィドル講師を長年務めてくれているアイリーン]

Ed Reavy(エド・リーヴィー)はカヴァン州(Co.Cavan)出身のフィドル奏者でアメリカ、フィラデルフィアに一家で移民しました。
Ed Reavy

リーヴィーの曲もまた、特にフィドル奏者たちにとっては弾けば弾くほど味わいがあるということで虜になる人たちが多いようです。「Maudabawn Chapel」、「The Hunter's House」などは全国的に知られるリーヴィーの代表曲です。


[ダブリンのレジェンドSean Keaneによる"The Hunter's House"]

動画と共にお届けしました「人気の作曲家いろいろ」、次号もお楽しみに。

望月えりか Erika Moc O'C@Twitter
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ジャンル:音楽

2018年のフィークルキャンプは5月です!

2017.11.15 21:03|Feakle Irish Music Camp
皆さんこんにちは、フィークル村の望月えりかです。
アイルランドはハロウィーンが終わるやいなや一気にクリスマスモード、テレビのCMなどもクリスマス一色となってきました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。

さて、ブラックバードミュージックのフェイスブックに「いいね」をしてくださっている皆さんはもしかするとお気づきかもしれませんが、来年2018年のフィークルキャンプのイベントページを既にこちらに作成してみましたのでご覧ください!!!
Feakle Irish Music Camp 2018(←クリック!)

フェイスブックに登録をされていない皆さんにも閲覧していただけます。過去のキャンプの写真やビデオなどもこちらに多数アップロードしておりますので、ぜひご覧ください!

ただ今日本支部(名古屋にあります 笑)の小松大さんと連携しながら、これに向けたフライヤーの作成とブラックバードのウェブ上でのページ作りをしているところです。準備が整い次第、またお知らせをさせてください!

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2018年のフィークルキャンプ、内容に関しては大幅な変化をあえて加えていません。
リピーターの参加者さんにとっても単なる繰り返しにならない体験型のミュージックキャンプであることが分かってからは、私たちが提供したいもの、皆さんに持ち帰ってもらいたいものを、妥協せずにプログラムいっぱいに盛り込んだ内容となっています。

あえて言うなら、キャンプの日程時期が8月から5月へ変更になっていること、ご注意いただきたいと思います。
アイルランド全国で伝統音楽のフェスティバルやイベントが催される8月は、夏休みということもあり多忙な月です。
それに比べると5月は春爛漫でのんびり。個人的に私はアイルランドで最も好きな月で、フィークルのような田舎ではとりわけ美しい自然の見られる季節です。ちょうど日本のゴールデンウィークにもかかる時期ということが分かり、またキャンプ終了直後はアイルランドのBank Holiday Weekendと呼ばれる3連休の週末の一つで、各音楽フェスティバルへはしごすることも可能です。
いずれにせよ、8月とは全く違う雰囲気のフィークルキャンプをお楽しみいただけるはずです。

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早いもので、フィークルキャンプも5回目を迎えようとしています。
現地アイルランドでのミュージックキャンプ開催に向けてコンセプトとしていたキーワードがあります。

少人数制。アットホーム。ローカル。伝統のコア。人とのつながり。

5年後の今も、こうしてこのコンセプトに妥協しない企画作りができていること。
これはひとえに、私たちのアプローチに賛同し自ら足を運んでくださる参加者さんがいてこそです。改めて、今までのフィークルキャンプにご参加くださったすべての皆さんに感謝申し上げます。

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フィークルキャンプは、現地集合現地解散型の少人数制ミュージックキャンプです。言語や生活習慣のバリアーを越え、彼らの生活や音楽世界に一歩踏み込んだところでアイルランド音楽を学ぶ4泊のプログラムです。
在アイルランドの日本人スタッフをはじめ、ミュージシャンを含めた地域の人々にさまざまな形でかかわってもらい、アットホームで密接な学びの場をご提供しています。
現地の音楽家たちから直接指導を受ける3日間の楽器別ワークショップは日本語通訳つき、レッスンの細部まで吸収していただけます。
4夜連続で地元パブを訪れ上質のセッションをご体験いただけるほか、セッションワークショップ、セットダンス体験クラス、自然の中を歩くミュージックウォーク、隣町Tullaの音楽施設訪問等イベントを多数ご用意しています。キャンプのハイライトでもあるハウスコンサートは完全プライベート。東クレアの音楽家や歌い手たちを招き、手作りの食事と共にお送りします。

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真剣な学びの場あり、現地のミュージシャンやダンサーたちとのフレンドリーな交流あり、日本全国各地から集まる同志と和気あいあい、刺激的で大変な盛り上がりを見せるフィークルキャンプ。アイルランドの田園風景の中、想像以上の充実感にひたれる夢のような数日間です。

開催時期:2018年5月1日(火)~5月5日(土)
※初日の火曜日は夕方よりオープニングが開かれます。19:00までにご到着ください。また、最終日の土曜日は午前中に最後のワークショップが行われます(正午解散予定)。

開催場所:クレア州フィークル村(アイルランド)
参加費:48,000円 ※宿泊費、食事代は含まれませんのでご了承ください。(1日目&3日目の夕食は含む)
参加対象:フィドル/フルート/コンサーティーナのいずれかでアイルランド音楽を学ばれている方。経験年数は問いません。
※上記の楽器以外でもご参加が可能です。その場合、3つの楽器別ワークショップ中は聴講という形で自由にご受講いただけます。
お申し込み方法:①お名前 ②参加楽器の2点をご明記のうえ、下記のアドレスにEメ ールにてお申し込みください。参加費のお支払いをもってキャンプの正式なお申し込みとさせていただきます。
※ユーロでのお支払いをご希望の方はご相談ください。
※最少催行人数:10名
お申し込み先:info@bbird-music.com(ブラックバードミュージック 望月)

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コンサート
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パブセッションホスト
Andrew MacNamara / Brendan Hearty / John Canny / Mark Donnellan / Eoghan O'Sullivan 他

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テーマ:アイルランド音楽
ジャンル:音楽

古い曲、新しい曲

2017.10.25 08:21|アイルランド音楽の曲
前回の記事で、アイルランドの曲には流行があること、流行には古い曲も新しい曲も一様に波を受けていることを書きました(「曲にも流行りすたりがある」)。

この古い曲と新しい曲について、今回は簡単に書いてみたいと思います。

古い曲と新しい曲。厳密なくくりは存在せず、敢えて言うなら作曲者が分かっている曲(つまり記録に残り得るほど近年に作られた曲)は新しい曲、と呼ばれます。英語では単にNew tunesとかNewly composed tunes(新しく作曲された曲)などと表現されたりします。
また、一般的に古い曲というのはアイルランドに昔から口承で伝えられてきた伝統曲で(Traditional tunesとかClassic tunesなどと言われます)、その多くは作者不詳です。こうした古い曲は膨大な数が存在し、アイルランド音楽はこの古い曲群をメインに演奏されていると言っていいのではないでしょうか。

数ある教則本の中には特定の作曲家(Composer)の曲集も多く、お気に入りのコンポーザーがいればこうした本を購入するのも面白いですね。

大きな特徴として、近年作られた新しい曲というのは多くの場合メロディーを聞いただけで誰が作った曲なのかが分かります。
それだけ作曲家の色がはっきりしているというのでしょうか、作曲というのはそもそもそうした作業なのかなとも思います。
また、更には新しい曲はやはりどこか新しさがあり、前述のいわゆる古い曲とは雰囲気の異なるものが多いようです。つまり、「誰が作ったのかは知らないけど、これは明らかに新しい曲だ」という区別がついてしまったりします。

Tommy Peoples曲集
[友人から長期レンタルさせてもらっているDonegalのフィドル奏者でコンポーザーのTommy Peoplesの本]

そんな、一見相容れないようにも思える古い曲と新しい曲。
実際の演奏場面ではどのようなことが起こっているのでしょうか。
アイルランドでは、古い曲も新しい曲も何の区別なく自然にミックスされ演奏されています。セットとしてつなげて演奏されることはもちろん、パブでのセッションでホストのミュージシャンの十八番の曲が実は比較的新しい曲で、でも本人は何も知らずに弾いている・・なんていうこともあります。「私は伝統曲(古い曲)しか弾かない」とか「新しい曲はそれだけで分けて弾かれるべき」といった発想はあまり聞きません。

友人らと一緒にセッションをしていると、セットの合間のおしゃべりの際に「知ってた?この今やった曲さ、○○が作ったんだよ」「えっ、そうなの?!だってこの曲、既に全国の定番曲に近いよね?」というような発見があったりして、心底驚くこともあります。

皆さんの定番曲は、古い曲ですか?新しい曲ですか?どんな作曲家がお好みでしょう?

望月えりか Erika Moc O'C@Twitter

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