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ブラックバードミュージック

Author:ブラックバードミュージック
ブラックバードミュージックは、等身大のアイルランド音楽の魅力を本国直送で日本へ紹介することを目的としたプロジェクトです。
名古屋のフィドル奏者小松 大と、在アイルランドの望月えりかが共同で運営しています。

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所変われば音楽変わる

2016.07.26 02:29|アイルランド音楽の地域性
少し足をのばして、クレアのお隣ティペラリー州のセッションに行ってきました。
とは言え大した距離ではありません。ここ東クレアからティペラリーとの境界線までは車で40分ほどでしょうか。

友人らと連れ立って行ったセッションでは、知人のフルート奏者で来月のキャンプのフルートのワークショップも担当してくれるポール・スミス(Paul Smyth)さんがホストをしています。東クレアにいるとフルート奏者を見かけることはまれですが、このセッションに行くとフルートが2人、もしくは3人いたりします。フルートの音色が好きな私にとっては贅沢なセッションなのです。

大きな橋を渡って川の向こう岸がカウンティーティペラリー。
この夜はティペラリーの大きな町ニーナからフィドルを弾く女性も参加していて、良質のセッションを夜中の1時半まで楽しませていただきました。

曲のレパートリーが私が普段親しんでいるものとあまりに違い、新鮮でした。
際立ったのは、パディー・オブライエン(Paddy O'Brien)の曲の豊富さです。故パディー・オブライエンはティペラリーが生んだ素晴らしいアコーディオン奏者であり、非常に優れたコンポーザー(作曲家)です。今や全国的に知られるパディー・オブライエンのチューンの数々は古い伝統曲とも良く融け合い、新しく作られた曲であることにも気づかれないほどごく自然にパブセッションなどの場で演奏されています。

パディー・オブライエン
Paddy O'Brien (1922-1991)

パディー・オブライエンの故郷から決して遠くないこのパブで、彼の曲が次から次へと飛び出しては、ほかのミュージシャンたちも涼しい顔で心得た風に演奏していきます。まるで異国に迷い込んだかのようでした。
一つ橋を渡っただけで、州が変わっただけで、こんなに音楽が変わるものなんですね。

このほかにも、聴いたこともない曲やなじみはあっても私の地域ではほとんど演奏されない曲があり、フィドルの手を休めてじっくり楽しむことができました。バーカウンターに座る女性の素晴らしい歌と、平日の夜にもかかわらず多いお客さん、そして彼らの音楽に対する関心とリスペクトが音楽家たちをしっかり支えているのも印象的でした。

車で片道30分を超えると「遠いな」と感じるアイルランドのセッションですが、また折を見て遊びに行ってみたいと思います。


望月えりか

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