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ブラックバードミュージック

Author:ブラックバードミュージック
ブラックバードミュージックは、等身大のアイルランド音楽の魅力を本国直送で日本へ紹介することを目的としたプロジェクトです。
名古屋のフィドル奏者小松 大と、在アイルランドの望月えりかが共同で運営しています。

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音楽のシャワーを浴びた、上石津アイリッシュミュージックキャンプ*セッション編*

2016.04.05 01:49|上石津 Irish Music Camp 2014
2回に分けてお送りしております、上石津 Irish Music Camp 2014備忘録。
後半の今日は「セッション編」として、夜な夜な繰り広げられたコテージでのセッションの様子を中心にお届けしたいと思います。
(前半の「ワークショップ編」はこちらをクリック

1泊2日のキャンプでは、日本昭和音楽村にあるコテージ3棟に宿泊しました。寝室、リビング、キッチン、バスルームが完備した新しい建物で、とても快適です。食材を調達し、食事の支度から夕食、そして就寝直前まで講師陣たちと共に和やかな時間を過ごすことができたのも、こちらの施設のおかげです。
食事の合間にオーインに楽器の質問をする人、パットと飲み物を酌み交わす人、生徒と講師という枠を越えた交流がカジュアルな雰囲気で広がっていくのも、こうしたミュージックキャンプならではの光景です。

さあ、夜はもちろんホームセッションです!
おいしいおつまみと飲み物をいただきながら、午前中には面識のなかった皆さんがアイルランド音楽を通してつながった「仲間」に変身していきます。

それにしても、パットとオーインと音を合わせるだけでどうしてこんなに気持ちがいいのでしょう??

good musiciansと演奏していると自分もbetterな演奏ができている錯覚に陥る。でも上達するってこういう事もひとつですよね?きっと。(参加者の声 以下、太字の部分を参加者の皆さんのご意見&ご感想文より引用させていただきます)

その通り!と思います・・・!!

上石津キャンプ2014 (1)

夜のセッションは、一体何時間やっていたのでしょう?
これだけ曲を出しても、まだまだ、次から次へと新たな曲が出てきます。まるで湧き出でる井戸水のように、止まるところを知りません。当然のことながら、同じ曲が提示されることはご法度です。

パットさんの「表現の引き出しの多さ」。次から次へとバリエーションアイデアが提示されて目が回りました。

パットさんとオーインさんが曲のつなぎ目近くになると演奏しながら「次、何にする?」と会話していたことも印象的です。どうしてあんなことが出来るのでしょうか。


上石津キャンプ2014 (3)

パフォーマンスをするためにあらかじめ用意されたセットではなく、今思いついた曲をまずは弾く。何度も弾いているうちに、自然と次の曲が思いつく。思いついた方が「次の曲、これでいい?」と提案する。もちろん手は動いたまま、演奏はしたまま。思惑通り、曲の変わり目は最高の出来。そんなパットとオーインのセットの組み方、セッションの進行の仕方をつぶさに見ているだけで、さらりと演奏しているように見えて実は多くの要素が絡まり合い、相互に作用して音楽を作っていることが分かります。

上石津キャンプ2014 (4)

アイルランド音楽を初めてから、かれこれもう15年以上経ちます。結局この程度までしか上達しないのかな、と思っていた頃だったので、別の次元が開けたような思いです。

翌朝も、朝食後に朝露の降りた湖畔に出て音を出す参加者の方がいたり、初対面の参加者同士が曲を合わせてみたり。まさに朝から晩まで、音楽尽くしのミュージックキャンプでした。

短時間のWSとは違って、朝から夜更けまで、音楽のシャワーを浴びるという夢のような音楽三昧の時空間を仲間の皆さんと共有できたという、連帯感が一番大きいなと感じました。朝の目覚めがコンサーティーナの音色だったり、食事の支度をしながら、ビールを飲みながらセッションが聴けるなんて、こんな非日常なシチュエーションはキャンプでないと味わえない貴重で贅沢な体験でした。

記事のタイトルにも使わせていただいた「音楽のシャワー」という表現。不思議なことに参加者の皆さんからの感想メールに数回登場していました。

上石津でご一緒した皆さん、いつか私の暮らすフィークルでもぜひお会いしたいと思っています。
アイルランド西部の田舎の空気を吸いながら、この国の伝統音楽に3日間どっぷりと浸かりましょう!

最後に・・。

えりかさんもよくおっしゃっていますが、やはり実体験しないとなかなか刷り込まれない。今の自分の状態から変わりたいと思うなら、プラスαで経験していかないとならないなと思います。

というわけで、皆さまのお越しをここフィークル村にて、心よりお待ちしております。
皆さまからのお申し込み、お問い合わせは望月が承ります。お気軽にご連絡ください!

フィークルキャンプの詳細はこちらです↓
Feakle Irish Music Camp 2016 ―アイルランド音楽を現地で学びませんか?―
2016年8月9日(火)~12日(金)日本全国より参加者を募集中です!



望月えりか

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ジャンル:音楽

音楽のシャワーを浴びた、上石津アイリッシュミュージックキャンプ*ワークショップ編*

2016.04.04 09:11|上石津 Irish Music Camp 2014
思えば岐阜県大垣市の上石津で開催した1泊2日のミュージックキャンプから早1年と半年が経過しようとしています。
こちらのブログで上石津キャンプのレポートを書き切れずにいましたので、遅ればせながら今回二回に分けて振り返ってみたいと思います。

今年の8月にも開催を予定しているアイルランド西部を舞台にしたフィークルキャンプ。そのキャンプの締め切りが今月4月17日と近づいていることもあり、ブラックバードミュージック主催のミュージックキャンプの日本版として行われた上石津キャンプ2014の様子を書いてみたいと思いました。

2014年11月頭の週末のこと。開催地となったのは、岐阜県の山間にある美しい音楽施設「日本昭和音楽村」です。

日本昭和音楽村 (2)

「音楽合宿」とも言えるのかもしれませんが、私たちのミュージックキャンプのねらいは、とにかく時間を気にせず音楽にどっぷり浸かってもらおう・・!というもの。そのためには、市内の一室を借りるよりもこうした自然豊かで閑静な立地がまさに理想的です。

日本昭和音楽村

施設の皆さんのあたたかなサポートもあり、当日はとても気持ちのよい形で参加者の皆さんをお迎えすることができました。

上石津キャンプ2014 (1)

ミュージックキャンプは、ブラックバードミュージックの運営者である小松大さんと私望月の二人と参加者の皆さんとの音楽談義からスタートしました。普段アイルランド音楽を演奏する中で、ふつふつと感じながらも言葉にして話す機会がなかったり、仲間がいなかったり・・という経験は皆さん誰しもあるようです。自己紹介も交えながら「私の住む地域では・・・」という日本のそれぞれの地域におけるアイルランド音楽シーンの様子や傾向をお話しいただきました。
というのも、上石津キャンプには関東、東海、関西、北陸地方といった方々からご参加をいただいたのでした。
日本で演奏活動やレッスンをされている小松大さんからは、多くの日本人が直面する共通の課題やアイルランド本国との相違点などといったお話がありました。
皆さんの抱える共通の疑問や悩みを発掘し、参加者の皆さんとシェアできたことは私にとってもまったく新鮮な体験でした。

日本各地のセッション、パブ事情を聞いたり、日ごろの演奏環境の悩み・疑問や、アイルランドでの体験など、音楽にまつわるいろんなお話ができたのは、とても大きな収穫でした。普段一人で練習して、これでいいのだろうか?私が目指す演奏はどんなものだろうと、路頭に迷うことしばしばですが、よいモチベーションになりました。(参加者の声 以下、太字の部分を参加者の皆さんのご意見&ご感想文より引用させていただきます)

また、日本のアイルランド音楽シーンを経験したのち、アイルランドにわたって現地の音楽を耳にする中で私が個人的に感じることやアイルランドのワークショップなどで音楽家たちが話していること、こちらで自然な形で存在する音楽の在り方などのお話を、少しさせていただきました。

「リズムは曲の上(メロディーの中)にあるのではない。体の中にある」 というお話が印象に残りました。

上石津キャンプ2014 (5)

上石津キャンプの主軸は、パットとオーインによるワークショップです。
募集した参加者、定員16名の皆さんには二手に分かれていただき、2日間にわたってパットのワークショップとオーインのワークショップをそれぞれ一つずつ、通訳付きでご受講いただきました。

キャンプは「アイルランド音楽で使用される楽器を対象とします」ということでしたので、楽器編成は実にバラエティーに富んでいました。
フィドル、フルート、コンサーティーナはもちろんのこと、アコーディオン、ホイッスル、ギター、バウロン。
ワークショップの内容は、当然アイルランド音楽のとらえ方、アプローチの仕方など総体的なものとなりました。

何度受けても毎回受けたいと思うパット先生のワークショップ。メアリー先生のレッスンと似たような感覚。

「メアリー先生」とは、フィークルキャンプで毎回コンサーティーナの講師をお願いしているメアリー・マクナマラ(Mary MacNamara)のことです。楽器は違えど、熱心にアイルランド音楽を学ぶ皆さんへのメッセージには共通したものが多いのでしょうか。

上石津キャンプ2014 (2)

通訳がつきましたので、皆さんたじろぐことなくどんどん質問が飛び出します。
もやもやとした疑問。これでいいんだろうか?といった不安。これらを、言語の壁を感じることなく自分の言葉で現地の音楽家たちに直接投げかける機会は、なかなかありません。

ワークショップはいまだかつて受けたことのない内容で、弾き方や装飾などについて具体的に、というような本来当たり前のようにおこなわれている内容とは違ったのが、かえって貴重だと感じました。

アイルランド音楽に関する考え方がだいぶ変わりました。ただチューンを覚えるではなく理解しなきゃならなくて、その上でどう表現できる、ってことを考えるようになりました。

上石津キャンプ2014 (6)

日本に行き慣れたパットとオーインならではの内容で、ワークショップを提供することができたのではと思っています。

家に帰ってから、自然に、1つの曲を延々繰り返して練習するようになりました。これまで何十回となく弾いて飽きているはずの曲でも、節回しにいろいろ工夫ができないか試しながらゆっくり弾いてみるのが、これほど楽しいとは。

8月のフィークルキャンプでも、パットとオーインによるワークショップが組まれています。
上石津でご一緒した皆さん、今度はアイルランド本国にてぜひご一緒にアイルランド音楽を学びましょう!!
アイルランド西部の田舎の空気をたっぷり吸いながら、この国の伝統音楽に3日間どっぷりと浸かるFeakle Irish Music Camp。
まだまだ参加者募集中です!
皆さまからのお申し込み、お問い合わせは望月が承ります。お気軽にご連絡ください!

フィークルキャンプの詳細はこちらです↓
Feakle Irish Music Camp 2016 ―アイルランド音楽を現地で学びませんか?―
2016年8月9日(火)~12日(金)日本全国より参加者を募集中です!



望月えりか

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