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ブラックバードミュージック

Author:ブラックバードミュージック
ブラックバードミュージックは、等身大のアイルランド音楽の魅力を本国直送で日本へ紹介することを目的としたプロジェクトです。
名古屋のフィドル奏者小松 大と、在アイルランドの望月えりかが共同で運営しています。

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消えていく古き良きリスナーたち

2016.09.28 21:54|アイルランド音楽の今
私の暮らす地域の伝統音楽にとって隠れ家的な存在である、小さなパブに1か月ぶりに遊びに行ってきました。
セッションは夜の10時からスタートというオールドスタイルのパブですが、良心的なオーナーと居心地のいい小さな空間が地域の音楽愛好家たちに人気があります。

車でないとたどり着けない場所にあることと定期的なセッションではないので、パブはたいていいつも静かで地元の人々のみ。観光客が押し寄せることもありません。

この夜のセッションも、演奏をするミュージシャンたちと同じ数ほどのリスナーがいただけでした。
音楽を聴きにやって来たうちの3名は地元に暮らす家族で、夫婦は共に素晴らしいセットダンサーです。彼らの娘も音楽にかかわる方で、歌をうたうこともあります。

セッションは穏やかに進行しました。親しい音楽仲間らと音を合わせることでまるで特別な会話をしているような、自然で心地よい音楽でした。
演奏が終わるたびに、リスナーである家族から「今の最初の曲、いいわね。なんていう曲なの?」とか「Lovely stuff!」といった声がかかります。ミュージシャンたちとリスナーたちは顔なじみなので、時に音楽とは関係のない話をしたり、共通の知り合いの話題が出たかと思うとまた演奏に戻っていく・・という具合です。
セッションが終わると、この家族の奥さまであるブリーダが「帰る前にここで一言言ってもいいかしら?」と言います。

「いつもこのパブで音楽があるたびに、必ずと言っていいほどこのコーナーに座っていたトビーのことを思い出していたの。トビーが亡くなって3週間経つけど、私たちは素晴らしいリスナーであったトビーのことを忘れてはいけないわね」

トビーさんは地元の元農夫で、音楽をこよなく愛した人でした。
晩年は足腰が弱まり、それでも息子さんに連れられて歩行器を押しながら夜のセッションに来ていたのです。
調子が良い時はお気に入りの歌をうたったり、居合わせたお客さんとのおしゃべりもそこそこに、とにかく音楽を聴くためにこのパブに来ていた常連さんでした。

ブリーダは続けて、「だってね、近年のリスナー不足は甚だしいでしょう?私たちは大勢のミュージシャンを養成できても、トビーみたいなリスナーを養成してくれるクラスはないわけよね。彼のようなリスナーは、これからどんどんいなくなってしまうと思うわよ」

以前、このブログでも「リスナーの存在」というタイトルで記事をしたためたことがあります。
アイルランド音楽を聴くことをメインに楽しむリスナーたちの多くは、音楽の演奏はしません。
それなのにこの音楽に造詣が深く、音楽の進行に反応をしながらミュージシャンたちに声をかけたりしてきます。自分たちの演奏をこんな風に参加型で聴いてくれるリスナーが一人いるだけで、音楽は驚くほど盛り上がっていきます。
アイルランド音楽は、楽器を持っている人も持っていない人も、その場に居合わせた人々が共に交錯しながら紡がれていく大衆音楽です。ミュージシャンとリスナーの間にも、パフォーマーとオーディエンスという明確な仕切りはありません。

トビーさんのようなリスナーがどんどんいなくなってしまうのは悲しいことですが、ブリーダが言うように残念ながらリスナーを養成してくれるクラスはありません。
せめてこの音楽を愛する私たちが、たまには楽器を家に置いてリスナーにまわる機会があればと思います。


望月えりか

Feakle Irish Music Camp 2017
キャンプへの参加申し込みは随時受け付けております。どうぞお気軽に私望月(info※bbird-music.com←※印を@に変更して送信してください)までご連絡ください!
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テーマ:アイルランド音楽
ジャンル:音楽

リスナーの存在

2014.06.06 11:42|アイルランド音楽の今
音楽のあるところには、常にその音楽を聴く者の姿があります。
この構図は、多くの音楽において当てはまるのではないでしょうか。

演奏家と視聴者との関係、距離、存在意義などは、その音楽の文化的側面において多様性があることと思います。

では、アイルランド音楽における視聴者、つまりリスナーとは一体どのような存在なのでしょうか。

特定の階級の人々のために披露されてきた音楽とは違い、アイルランド音楽は一般庶民であるアイルランド人たちが、個人の家や外の通りで自分たちの娯楽のために演奏してきた大衆音楽です。

演奏をする人、踊る人、歌う人、聴く人といった、その場に居合わせたすべての人々が思い思いに楽しむためのアイルランド音楽。演奏する者と聴く者との間に仕切りがなく、時には立場がランダムに入れ替わったり、相互に依存しながら進行していくのが、アイルランド音楽の大きな特徴のように思います。

パブでのセッションにおいても、この現象は生きています。
ミュージシャンたちによる素晴らしい演奏が行われている時、そこにはたいてい素晴らしいリスナーたちがいます。
ミュージシャンが乗ってくれば、リスナーが欠かさずそれに反応し、それに呼応して更にミュージシャンが盛り上がる・・このような両者の駆け合いが行われている時の音楽は、絶好調です。
このような場に出くわすたびに、リスナーの存在なくしてアイルランド音楽を語ることはできないのではないか、と考えさせられます。

先頃は、この両者の距離が広がっているようにも感じます。
アイルランド音楽がショービジネス化し、民家や地元のパブではなく、ホールなどのコンサート会場で「静聴する」音楽に変化しているからです。
このような場所では「ミュージシャン=演奏する側」、「オーディエンス=聴く側」という図式が明確で、音楽は周りの人のためにも静かに聴き、演奏が終わったら拍手をするもの、という雰囲気があります。

コンサート会場だけでなく、このような傾向はパブにも見られるようです。ミュージシャンにとっては、パブで演奏をしていてもお客がみなお酒やおしゃべりに興じて音楽にはちっとも敬意を払ってくれないと、それはそれで意気消沈するものです。それに比べれば行儀よく聴いてくれる観光客の人々の方が、ずっといいのかもしれません。

ただ、少なくともセッションにおいては、行儀のよいリスナーが音楽を盛り上げる手助けにはならないことも確かなようです。

一方で、古今を問わずアイルランド音楽において最も歓迎されるべきリスナーの鏡のような人々がいます。
彼らは音楽がとにかく好きで、ミュージシャンたちの一挙一動を常に観察し、次の曲へ移った時などに掛け声をかけたり、ミュージシャンの誰かがちょっと面白いアレンジをすると、そんなことにも必ず気がついて反応を示してきます。
彼らの多くは音楽の演奏はしません。それなのに、ミュージシャンたちが演奏する曲のメロディーを知っていたり、時には「おい、○○って曲演奏できるか?」なんていうリクエストをしてくるリスナーもいます。

こんなリスナーがパブのカウンターに一人でもいると、セッションの雰囲気はがらりと変わります。
ミュージシャンたちは、自分たちの演奏を芯から理解し、楽しんでくれているこのリスナーの存在のために熱気を帯びてきますし、背を向けてお酒を飲んでいたほかのお客たちも、この空気に気がついて急に興味深げに聴きはじめたりするから不思議です。

ミュージシャンたちもこのメカニズムをよく知っているので、こうしたリスナーがバーに入って来ようものならお互い目配せをしてからこのリスナーに挨拶をし、声をかけたりします。リスナーに対する敬意の気持ちです。
セッションが終わってから「今夜は彼がいてくれたからいいセッションになったね」という具合に、リスナーもまた音楽を担う大切な存在なのです。

この時期、7月のウィーリー・クランシーサマースクールに向けて準備をされている方も多いことと思います。こうしたフェスティバル中に開かれるリサイタルなどでも、時折客席からステージ上のミュージシャンに声をかけたり、音楽の進行に反応を示しながら聴くことを楽しむ、いわゆる参加型のリスナーの姿があります。

足踏みをしながらミュージシャンたちの奏でるリズムを体全体で楽しみ、音楽を守り立てるリスナーの存在。
アイルランド音楽にとって、最上の空間を作り上げている人々ではないでしょうか。


望月えりか

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テーマ:アイルランド音楽
ジャンル:音楽

増えるミュージシャン、減るリスナー

2014.05.29 21:09|アイルランド音楽の今
先週末、パットとオーインがアメリカツアー中に親しくなった二人の友人が、我が家に宿泊していました。
フィドル奏者とマンドリン奏者の二人のアメリカ人女性とは、フィークルのパブでのセッションはもちろんのこと、自宅で曲を合わせたり音楽談義に花が咲いたりと、楽しい時間を過ごしました。

ちょうどクレア州の町エニスではフラヌア(Fleadh Nua)という音楽祭が開かれていたのですが、彼女たちは「自分たちの好みに合う音楽が聴けなかったのよ」ということで、早々にエニスを去ってしまったようです。

「エニスのフラヌア、もっと盛り上がっているかと思ったけど、ひっそりしてて意外だったわ」という彼女たちの感想に

「これでもここ数年で息を吹き返した方だと思うけどね」とパット。

「エニスのフラー(Fleadh アイルランド語で祭りの意)は70年代頃にはものすごい盛況ぶりだったんだよ」

1970年代といえば、アイルランド音楽が今ほど世界的に知られていない時代です。外国人の姿もちらほらあったようですが、フラーに集まる大方の人々はアイルランド人であったそうです。
フラーの期間中はエニスの町がごった返し、メインストリートのオコンネル通りなどは前進することさえ困難なほど人であふれていたといいます。
町から少し離れた公園はテントを張って寝泊まりする人々で埋まり、町中はまさに音楽一色。

「そんなに盛り上がっていたの?なのに今はこんなに息をひそめているなんて、不思議ね」

「あの頃はほかに娯楽も少なかったし、アイルランドの天気も今に比べて雨も少なく過ごしやすかったんだよ。それに、あの時代は今みたいにアイルランド全国に音楽のフェスティバルがあったわけじゃないからね。エニスのフラーをめざして、それこそ全国から人が訪れていたんだと思うよ」

これが、当時の盛況ぶりの最大の理由だったことは確かなようです。
面白いと思ったのは、もう一つ。

「あの頃フラーを訪れていた人たちの多くは、リスナーだったんだよね。つまり、自分は音楽は演奏しないけど、いい音楽を聴きに、そして祭りの雰囲気を楽しむためにフラーに来ていたんだよ。今は、これが逆転しているよね。演奏者ばっかり増えてる。みんな演奏したいために音楽祭に来る。一方で聴きに来る人たちの人口が減っている気がするんだよ」


[ストリートで、リスナーに囲まれて演奏するミュージシャンたち。1967年のクレア州、キルラッシュにて]

確かに、ここ10年以上のフィークルのフェスティバルの様子を見ていても、この傾向は顕著です。
パブでのセッションを見ていても然りで、時にはセッションで弾いているミュージシャンがほとんどで、音楽を聴いている人は一人か二人、なんていうこともあったりします。

これは、アイルランド音楽にとって大きな変化です。
ミュージシャンだけで楽しめるセッションというものももちろんあるはずですが、アイルランド音楽にとってリスナーの存在は大きく、両者の掛け合いが会話となって音楽が運行していく時、アイルランド音楽はその最高潮に達するように思います。

ミュージシャンの育成は盛んにおこなわれていても、いいリスナーになるためのレッスンはありませんから、リスナーの存在は完全に環境依存と言えます。
この先、両者のバランスが崩れていくのか、それともこれに応じてアイルランド音楽の姿がまた一つ変わっていくのか。
今後のゆくえを見守りたいと思います。


望月えりか

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ジャンル:音楽

プロとアマチュア

2014.05.05 06:22|アイルランド音楽の今
以前「アマチュアが支えるアイルランド音楽」というタイトルで記事を書きました。
実力的にはプロと何ら変わらない腕を持つアマチュアの音楽家たちが、アイルランド音楽を支えているのではないか、という内容のものでした。
アイルランドに暮らしていると、この国の内側からアイルランド音楽を支えている、こうしたアマチュアの音楽家たちの存在なくしては何も語れないことを日々感じます。

プロの音楽家たちを否定する意味ではありません。それどころか、プロとして活動するアイルランドの多くの音楽家たちは類まれな才能を持ち、私も個人的に好きなアーティストが何人もいます。

プロとして活動するミュージシャンたちは、現実問題としてビジネスを展開していかなければならない立場の人間です。今までと違うこと、誰もやっていないこと、斬新なアプローチに挑戦しなければ、ショーとして完成しない、飽きられてしまう、という厳しい世界です。
また、アイルランドは人口450万人ほどの小国であり、国内だけでは十分な市場がないという現実もあります。そのため、プロの音楽家になるには世界に発信していかなければならない、と考えるアイルランドの音楽家たちが多いのです。

商業として成立する音楽。そして尚且つアイルランド音楽に馴染みのない世界中の人々にも十分にアプローチの可能な音楽。
このような背景を持つプロが発信するアイルランド音楽を、外国人である私たちはまず耳にするのではないでしょうか。

エンターテインメント性のあるアイルランド音楽、脚色されたアイルランド音楽の存在は、今や否定する余地のないほど巨大化しています。このようなアイルランド音楽を楽しむ人々が世界中にいるということは、それだけで財産なのです。
また、こうしたアイルランド音楽のグループやバンドの音楽を通して、のちにアイルランドの伝統音楽の世界に入っていく方も多いことでしょう。

ルナサ
[アイルランド国内よりも海外で人気が高いバンド、ルナサ(Lúnasa)]

ただ、「これこそがアイルランド音楽である」ととらえてしまうと、語弊が生じるようです。
なぜなら、こうしたプロのアイルランド音楽家たちが作り出す音楽は、アイルランド音楽のほんの氷山の一角に過ぎないからです。

最も大事なのは、こうしたプロの音楽家たちも、最初からオリジナルのアレンジを加えたアイルランド音楽を演奏しているわけではない、ということです。
それはあくまでビジネスとしての彼らの顔であり、彼らも自分たちの故郷に帰れば、何ということはない、他の誰とも変わらないアイルランド音楽を演奏している、ということです。

そういった場では、プロとアマチュアの境界線がありません。
プロとして世界中をツアーするミュージシャンが、パブの片隅で地元のミュージシャンたちとセッションを楽しんでいる光景は、アイルランドでよく目にします。境界線がないどころか、彼らは同じ音楽を共有する友人関係であったり、プロの音楽家が師事して仰ぐフィドル奏者が、実は地元のアマチュアである、ということもよくあります。

ダーヴィッシュ
[スライゴ州で結成されたダーヴィッシュ(Dervish)]

そんな光景を目の当たりにすると、海外ではスター的な存在のミュージシャンたちも、結局みんなここから出発しているのだな、ということに気づかされます。
アイルランドで日常的に親しまれている、等身大のアイルランド音楽。この環境の中から世界へ飛び立ち、日本という地球の反対側にまでもファンを持つようになったアイルランドのプロの音楽家たち。
彼らの音楽の原点もまた、ここにあるのではないでしょうか。


望月えりか

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ジャンル:音楽

音楽の宝庫、クレア

2012.04.27 22:14|アイルランド音楽の今
先月の終わりに友人の誕生日パーティーに呼ばれてウェックスフォードに行ってきました。
ウェックスフォードはアイルランドの東海岸に位置する美しい州です。州都であるウェックスフォードタウンはその昔バイキングが上陸して発展した港町で、アイルランドでは俗にバイキングタウンと呼ばれる町のひとつです。
今でも古い町並みが残り、歴史をそこここに感じさせる小ぢんまりとした素敵な町でした。

友人の誕生日パーティーが行われたのはこのウェックスフォードタウンにあるアーツセンターという建物内のカフェでした。毎週友人は仲間とここに集まってアイルランド音楽の練習会をしているそうで、今回は彼の奥様が本人に内緒でパーティーを企画、本人はドアを開けてびっくりというサプライズパーティーでした。

そんなわけでパーティーの主役は音楽。さっそくテーブルを囲んでセッションが始まり、私たちも仲間に入れてもらいました。


wexford1.jpg


ウェックスフォードでは毎年大規模な芸術祭なども行われアートに力を入れている地域ですが、このセッションで話した人たちによるとアイルランド音楽はそれほど盛んではないそうです。
「こうしてクレアからのミュージシャンが来ると(夫のことです)『おぉ~、本物が来た!』って感じがするよ」という話が印象に残りました。

アイルランドといえば音楽が盛ん、というイメージはどうしても抜けませんが、やはり盛んな地域とそうでない地域があります。とりわけアイルランド中部の地域などは音楽の伝統がないと言われることが多いようです。
コークやケリーといったアイルランド南西部、北西部に位置するスライゴやドニゴール、ロスコモンやゴールウェイといった州にも豊かな音楽の歴史がありますが、「アイルランド音楽の宝庫はなんと言ってもクレア」という通説は確かにあるのかもしれません。

この夜は夫が弾き出した曲のセットもいくつかあったのですが、私たちの地域では定番の曲でもウェックスフォードのミュージシャンたちには馴染みのないものも多く、結局最後まで他の人たちに入ってもらえないまま弾き終える、というシーンがありました。
アイルランド音楽の地域における違いが見え、とても興味深い夜となりました。


望月えりか

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